なぜ西岡剛がWBCから外れたのか
2009年 01月 06日
今やおバカが代名詞となってしまった西岡剛内野手。
しかし、野球界では日本を代表するリードオフマンのはず。
その西岡剛がなぜWBC代表から外れたのか。
週間ベースボールの記事と持論で語っていく。
西岡剛は国際舞台にめっさ強い
第1回WBCでは、最年少出場としながら主に2番バッターとして全試合出場し、
31打数11安打の打率355 2HR 5盗塁
と見事な成績!
北京五輪では右わき腹痛ながらリードオフマンとして、
22打数10安打の打率455 1HR 2盗塁
これは10打席以上の日本代表打者に3割以上がいなかったことからも異例の好成績といえる。
2大会続け、国際大会にめっさ強い男である。
そんな西岡剛がなぜ・・・
メジャーリーガー岩村との兼ね合い
本職はショートの西岡剛。打球処理能力は日本でもトップクラス(1位は小坂誠)なわけだが、代表では手薄となっているセカンドを守るケースが多い。
それでもセカンドはプロとしても05年にGG賞をゲットするなど定評がある。
前回WBCも北京五輪もセカンドとして、ショートの川崎宗則とのコンビは絶妙であった。
若手の二遊間として今後10年は安泰といわれたのに、なぜか。
21歳やぞ、前回。高卒3年目の若造がセカンドレギュラーやぞ。
まだ24歳やぞ。中堅のほうでも若いほうだぞ。
それは今回選ばれた岩村との兼ね合いだと週間ベースボールでは言われている。
岩村は前回サードとして出場していたわけだが、現在サードの定位置には村田がいる。栗原もいる。
セカンドとしてしか出場できなさそうである。
しかし、セカンドにも西岡剛がいる。
では、なぜ西岡を外さなければならなかったか。
それはメジャーリーガーをベンチに置けないという古い、そして勝とうとせず体裁を守るだけの不可解采配の象徴ではないのか。
ファンとしてだけでなく贔屓目なしに見たって、西岡剛を代表から外す意味はない。
足は速いほうだし、守備も上手い方。国際舞台に強く、勝負強いリードオフマン。
何も悪いとこなどはない。
唯一あるとすれば、その性格上軽く見られることだろう。
実際はまったく軽くない。それはオフィシャルブックを読めばわかるはずで、見られるだけであり本当はそうではない。
バラエティーに出ては、明るく。
無賃乗車男を捕まえる。
ベンチスタートでもふてくされることなく、岩隈投手から決勝打を放つなど十分活躍できる。
足が痛くても、試合に出続け、足を引きずりながらもCSのためにセーフティーバントをする男なのである。
WBCに対する不安
北京五輪もそうだが、日本が誇るスモールベースボールは影を潜んでしまった気がする。
かなり不安である。
ムネさんや青木さん、片岡、中島ら走れる選手もいるが、正直微妙な感を感じてしまうメンバーとなっている。
これは西岡剛が外れたから言うわけではないが、微妙と言うしかない。
もちろん応援はするつもりであるが、最終メンバーはどうなるのかにも注目である。
2009年西岡剛は覚醒する。
断言する。
西岡剛は2009年絶対やってくれる。
それは野球界でもそう。
必ずやマリーンズを引っ張ってくれる。
そう信じている。
by isunnyopu
| 2009-01-06 12:16
| 西岡剛